|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 隼 : [はやぶさ] 【名詞】 1. peregrine falcon (Falco peregrinus) ・ 鷹 : [たか] 【名詞】 1. falcon (Falconidae family) 2. hawk ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 空母 : [くうぼ] 【名詞】 1. aircraft carrier ・ 母 : [はは] 【名詞】 1. (hum) mother
隼鷹(じゅんよう)は、大日本帝国海軍の航空母艦。飛鷹型航空母艦〔#日本空母物語300頁〕の2番艦。 ただし、帝国海軍の公式記録上では隼鷹型航空母艦の1番艦である〔#内令昭和18年9月(6)p.24『内令第千九百八十五號 艦艇類別等級表中左ノ通改正ス 昭和十八年九月二十五日海軍大臣嶋田繁太郎|軍艦、航空母艦ノ項ヲ左ノ如ク改正ス 鳳翔、赤城、加賀、龍驤、蒼龍、飛龍|翔鶴型:翔鶴、瑞鶴|瑞鳳型:瑞鳳、龍鳳|隼鷹型:隼鷹、飛鷹|大鷹型:大鷹、雲鷹、冲鷹|大鳳型:大鳳|雲龍型:雲龍、天城』〕。 == 概要 == 隼鷹は、姉妹艦の空母飛鷹(出雲丸)と同様、有事の空母改造を前提に建造中の日本郵船の橿原丸級貨客船橿原丸(かしはらまる)を空母へ改装したものである〔#特設艦船入門183頁〕。帝国海軍は太平洋戦争開戦から約半年を経て発生した1942年(昭和17年)6月5日のミッドウェー海戦において大敗、主力空母4隻(赤城、加賀、蒼龍、飛龍)を失う。この時点で残る中型以上の高速正規空母は翔鶴型航空母艦2隻(翔鶴、瑞鶴)のみであった。隼鷹、飛鷹の速力は正規空母の30kt以上に比較して遅く、鋼板も薄く防御能力でも見劣りしたが、中型の正規空母蒼龍なみの航空機搭載量を持つ貴重な戦力であり〔#日本空母物語64頁〕、ミッドウェー海戦以降は大型正規空母の翔鶴、瑞鶴をサポートし、それに勝るとも劣らぬといえる活躍をした。なお、姉妹艦の飛鷹は1944年6月のマリアナ沖海戦で撃沈されている。以後の隼鷹は高速輸送艦として運用され、終戦まで残存した〔#特設艦船入門191頁〕。だが機関部の損傷により、空母鳳翔、葛城のように復員船として運用されることなく、また客船に戻されることもなく解体された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「隼鷹 (空母)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|